新築住宅の外壁工事を、複数の業者へ分けて手配されている工務店様は少なくありません。
足場は足場屋、サイディングは板金屋、コーキングはシーリング業者。
工程が分かれるほど、日程調整の手間が増え、工期の遅れも生じやすくなります。
プレストビルドでは、足場工事から外壁サイディング、コーキング、外構まで一貫して自社で対応しております。
今回は佐賀県内の高台に建つ新築住宅で、足場・サイディング・コーキングを一括施工した事例をご紹介します。


今回は大工様からのご依頼で、外壁工事一式を担当させていただきました。
高台の現場でしたが、クレーンを手配することで搬入から施工まで安全に進められました。
今回の施工概要(佐賀県内)
- 所在地:佐賀県内(高台)
- 建物種別:新築戸建住宅
- ご依頼元:大工様
- 施工内容:足場工事/外壁サイディング工事(縦張り)/コーキング工事
- 使用外壁材:窯業系サイディング(黒・縦張り)
- 工期:約○週間
- 現場条件:高台のため搬入経路が限られ、クレーンを手配
足場、外壁、コーキングを一つの窓口で完結できるため、工程間の調整が発生しません。
足場工事|搬入経路から検討します
外壁工事に入る前に、建物全体を囲うように足場を設置しました。

高台という立地のため、足場材の搬入経路と設置スペースの検討から作業が始まりました。
道路から現場までの距離、車両が寄せられる位置、資材を置ける場所。
これらを事前に確認しておかないと、着工当日に段取りが崩れ、工期に直接影響します。
足場は外壁工事のためだけの設備ではありません。
その後の点検やメンテナンスの際にも基準となる、施工全体の土台です。
安定した足場があることで、サイディングの通りやコーキングの仕上がりも安定します。

高所作業では、安全帯の着用と声かけの徹底を欠かしません。
足場は、工事の安全性と品質の両方を左右する工程です。
外壁サイディング工事|縦張りで施工します
外壁材には、縦張りの黒いサイディングを使用しました。

縦張りは、横張りと比べて施工に手間がかかります。
通気層を確保するための胴縁を横向きに組む必要があり、下地の精度がそのまま仕上がりに出るためです。
下地の通りが出ていないと、縦のラインが波打って見えます。
縦張りは、その乱れが横張り以上に目立つ張り方です。
一枚ずつの継ぎ目、出隅・入隅の納まり、開口部まわりの切り欠きを確認しながら張り進めます。
外壁は建物の印象を決めると同時に、雨風から構造体を守る役割を担っています。
今回は黒のサイディングを採用しており、木の軒天と組み合わせることで落ち着いた外観に仕上がりました。

継ぎ目のズレやわずかな隙間も見逃さず、一枚ずつ確認しながら張っていきます。
濃色の外壁ほど、通りの乱れが目立ちます。
コーキング工事|新築時の施工が将来を左右します
サイディングの目地と窓まわりに、コーキング(シーリング)を施工しました。
コーキングは、雨水の侵入を防ぐ最終的な防水ラインです。
外壁材そのものは水を弾きますが、継ぎ目と開口部まわりは、コーキングだけが水を止めています。
充填量が不足していたり、プライマーの塗布が不十分だったりすると、数年で切れて雨水の侵入経路になります。
新築時の施工品質が、10年後、15年後の建物の状態を決める工程です。
目地の幅と深さに応じて必要な充填量を確保し、三面接着を避ける施工を基本としています。
引き渡し後に不具合が出れば、対応するのは元請けである工務店様です。
だからこそ、私たちは見えなくなる工程ほど手順どおりに進めています。


