

今回は、外壁と屋根の塗装工事をご紹介します。
外壁は通常塗装とバルコニー部分のクリア塗装に分け、各部の仕上がりに合わせながら厚膜仕上げで施工しました。
建物の外壁はすべて同じ方法で塗ればよいとは限りません。
今回の建物では、色を付けて仕上げる通常塗装の壁と、既存の意匠を生かすバルコニーのクリア塗装を使い分けています。
さらに、雨や紫外線を直接受ける屋根も塗装し、建物全体の保護と美観を整えました。

厚膜仕上げでは、塗膜に必要な厚みを確保しながら均一に仕上げることが大切です。下地の状態を確認し、塗装する場所ごとに適した準備を行ってから作業を進めます。
施工前に外壁と屋根の状態を確認
最初に、外壁と屋根の状態を確認します。
※確認の画像がなかったため、別画像となっています。
色あせや汚れ、塗膜の傷み方だけでなく、目地や付帯部、屋根材の表面なども確認し、どの部分にどのような準備が必要かを整理します。



外壁の通常塗装部分とクリア塗装部分では、仕上げの見え方が異なります。
塗る目的も用途も変わるため、塗り方や確認の仕方が変わるからです。
そのため、建物全体を一括して考えるのではなく、壁面ごとの素材や意匠、劣化状況を確認して施工範囲を分けました。

クリア塗装は既存の模様を見せる仕上げです。
通常塗装とは確認するポイントが異なるため、施工前に壁面を分けて状態を見ています。
洗浄と下地処理で塗装面を整える
塗装前には、古いシーリングを剥がしたり、表面に付着した汚れやほこりなどを落とし、塗料が密着しやすい状態へ整えます。
古いシーリングも経年劣化で縮んだり割れたりすると、その部分から水や誇りが入り内部へ浸透してしまうと、外壁が膨らんでしまったりという弊害が起きる可能性をが出てくるからです。

汚れやホコリを取るのも、仕上げの塗膜だけを厚くしても、下地との密着が不足していれば本来の性能を生かせ無いからです。
見えなくなる準備工程も、仕上がりを左右する大切な作業です。


塗装しない窓や設備、床面などは養生し、塗料の付着を防ぎます。
境界部分を丁寧に保護することで、塗装部分との線が整い、完成時の印象もすっきりします。


厚膜仕上げだからこそ、下地やシーリング部をきっちり仕上げておく必要があります。汚れや弱った部分を確認し、塗膜を安定して形成できる状態へ整えてから塗り進めます。
通常塗装の外壁を厚膜で仕上げる
通常塗装を行う壁面は、既存の外壁を新しい色の塗膜で覆い、表面を保護します。
塗り残しや極端な厚みの差が出ないよう、壁面の凹凸や端部を確認しながら塗料を配ります。

厚膜仕上げでは、単に一度に多く塗料を付けるのではなく、施工面の状態を見ながら必要な塗膜を均一に形成することが重要です。
ローラーや刷毛を使い分け、広い面だけでなく、角や取り合い部分も丁寧に仕上げます。


エアコンの配管のカバーなども外せる場合はなるべく外して、塗装し、ネジ穴なども埋めるようにして再度取り付けます。これにより、隅っこや角の部分も洗浄から塗装をすることで、とても綺麗に仕上がります。
こういう所は、手を抜こうと思えばかなりの工程をすっとばせたりはします。

ただしそういう仕事をすればするほど、次回の塗装の際、その後の塗装の時に弊害が出ることが多いです。


こういう工程を飛ばすと1回は安く収まりますが、その後で追加コストに繋がる事が多くあります。
それが続けばいづれは大きなコストを払うことにもつながります。
だからこそ、プレストビルドではそういった所も、しっかり提案し適正な価格で施工させていた出しています。

厚膜仕上げは、塗膜の厚みだけでなく、面全体を均一に仕上げることが重要です。
部分的なむらや垂れがないかを確認し、外壁の凹凸を生かしながら整えます。

広い面と細かな部分では塗り方を変えます。
壁の模様をつぶしたり、角だけ薄くなったりしないよう、仕上がりを見ながら調整しています。
バルコニー外壁は意匠を生かすクリア塗装
バルコニー部分の外壁は、既存の柄や色合いを見せるクリア塗装で仕上げます。
透明な塗膜で保護するため、通常塗装のように新しい色で覆わず、もともとの外壁意匠を生かせる点が特徴です。
透明な塗料は塗った場所が分かりにくいため、光の反射や表面の艶を確認しながら塗り進めます。
塗布量に差が出ないよう、施工した範囲を把握し、端部や目地の周囲も確認します。




クリア塗装は既存の外壁柄がそのまま見えます。
意匠を生かしながら表面を保護できるよう、艶と塗り重なりを確かめて施工します。
屋根も厚膜仕上げで丁寧に塗装
屋根は、建物の中でも雨や日差しを強く受ける場所です。
屋根材の状態を確認して下地を整えたあと、塗り残しやむらが出ないよう、重なり部分や端部まで丁寧に塗装します。

屋根面は勾配があり、見る角度によって塗膜の状態が分かりにくいことがあります。
作業位置を変えながら塗布範囲を確認し、屋根材一枚一枚の重なりに沿って仕上げます。

屋根は完成後に地上から細部を確認しにくい場所です。
施工中に塗り残しや厚みの偏りがないかを確認し、端部まで丁寧に仕上げます。
外壁2種類と屋根塗装が完成
通常塗装の外壁、バルコニーのクリア塗装、屋根塗装が完了しました。
塗装方法の異なる壁面を使い分けたことで、色を整えた部分と既存の意匠を残した部分、それぞれの特徴を生かした外観に仕上がります。



養生を外したあと、塗装面のむら、境界部分、付帯部との取り合いなどを確認します。
外壁と屋根を建物全体で見渡し、施工箇所がきれいにまとまっていることを確かめて完了です。


外壁の仕上げを使い分けながら、屋根まで建物全体を塗装しました。
それぞれの素材と意匠に合わせて施工することで、統一感のある仕上がりにつながります。
外壁・屋根塗装はプレストビルドへ

外壁塗装では、色選びだけでなく、既存の意匠を残すか、どの部分を通常塗装にするかなど、建物に合わせた仕上げ方法の検討が必要です。
屋根を同時に塗装する場合は、建物全体の色合いや付帯部との組み合わせも考えることで、まとまりのある外観をつくりやすくなります。
色あせや艶の低下、汚れ、塗膜の傷みが気になったときは、早めに状態を確認することが大切です。
プレストビルドでは、外壁と屋根の状態を確認し、素材やご希望に合わせて施工内容をご案内します。

通常塗装、クリア塗装、屋根塗装など、建物に合わせた塗装方法をご提案します。
外壁や屋根の状態が気になる方は、プレストビルドまでお気軽にご相談ください。



